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3月21日東京夢の島マリーナにて野寺治孝写真家生活30周年記念イベント「TOKYO BAY MUSEUM 2014」を開催したくさんの方にお越しいただき無事終了することができました。当日は前日までの悪天候がウソのように、暖かくて青空が広がっていました。まさにイベント日和でした。今回はトークショー、ピアノライブ、茶話会、東京湾クルーズと盛りだくさんの内容でした。夢の島マリーナ協賛ということで豪華な大型クルーザーを用意してもらい参加者の皆様に湾内クルーズを楽しんでもらいつつ、写真集「BOAT」の世界を体験していただきました。残念ながら主催者の私たちはまだ乗ったことがありません。機会があればぜひ乗ってみたいと思います。

午後2時よりトークショーが始まりました。司会はおなじみのTさん、彼は昔から野寺の大ファンで野寺作品の良き理解者でもあります。彼の巧みな話術とユーモアのあるツッコミでトークを盛り上げてくれました。ゲストにはH氏を迎え、さらに楽しいトーク炸裂でした。今回の企画は彼がこのマリーナを紹介してくれたのがそもそもの発端でした。彼は以前ボートを所有していて、そのボートに便乗させてもらい東京の水路を漂いながら「BOAT」という作品を撮りました。寒い日にはポットに入れたコーヒーを飲みながら他愛もない話をしたり、日本橋付近で江戸時代に書いたと思われる落書きを見つけたりといろいろな発見や普段見られない目線で東京の風景を眺めたりしながら楽しく撮影をしていました。そんな撮影秘話などを披露してくれあっという間の1時間でした。

そしてトークショーに引き続き、作曲家 江口貴勅さんのピアノライブが行われました。彼はゲーム「ファイナルファンタジー」の楽曲やグラミー賞アーティストBOYZ II MENの日本公演のためのオーケストラアレンジなどを手掛ける才能溢れるイケメン音楽家なのです。その江口氏が野寺作品「TOKYO BAY 」と「LAND’S END」のために書き下ろしてくれたピアノ曲を披露してくれました。演奏が始まるまではざわついていた会場もピアノの音が鳴り始めたらシーンとなり観客が曲の世界に引き込まれていくのがわかりました。さすがですね。まさに写真と音楽のコラボレーション!そしてサプライズが。高校を卒業した私達の息子のためにアンコール曲を弾いてくれました。これには親子ともども大感激でした。彼の優しさが伝わるとても印象的な素晴らしい曲でした。

ライブ終了後はアトリウムの2階にあるレストランDIMAREでヨットハーバーを眺めながらの茶話会でした。そこでも多くの方と交流ができとても楽しいひと時でした。そしてとても充実した1日でした。

お越しいただいたお客さま、ゲストの方々、お手伝いのスタッフ、マリーナのスタッフのみなさん、この場を借り御礼申し上げます。

写真家 野寺治孝
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