エッセイ エッセイのバックナンバー

あるとき旦那にこう聞かれました。「誰か理想の女性像ってある?こんな人になってみたいとか」と。理想の男性ならいるけど、女性でねぇ・・・しいて言えば、元祖在宅歌手、ワンアンドオンリーの竹内まりやかな。あまり自分が自分が、というタイプじゃなさそうだし、でも自分のやりたいことは明確に持っているし、女性としての幸せを全部持っていて山下達郎を支え、主婦としても母としてもしっかりやっている感じがします。夫唱婦随っていうのもいいですね。ユーミンの曲も好きですがあまりにも天才でスーパースターなのでとても遠い存在ですし、中島みゆきの詩にもグサっとくるものがありますがあまりにもディープです。まりやさんの場合は女子大生だったこともありOLの友達がいそうで親近感が沸きます。これはあくまでも想像の域です。とはいえ私がどんなにがんばってもなれるわけもありませんが。

それはそうとやはり彼女の“人生の扉”という曲を聴くと同じ時代を生きてきた人という共感もあり大好きな歌です。ピーチパイ的な曲ももちろん好きですよ。聴くと20代に戻れます(笑い)私も旦那も基本、洋楽系ですが山下達郎、まりやははまりました。まわりの友人もそんな人が多いです。

洋楽といえば、先日30年ぶりにジャーニーの日本武道館コンサートへ行きました。地下鉄の九段下駅から武道館への坂道を登りながら20代の頃に数多くこの道を歩いたことが蘇ってきました。ほんの一瞬タイムスリップしたような感覚になりました。私の大好きなKLさんのコンサートにも行きましたが、なぜか突然女優の水沢○○さんが着物を着て舞台挨拶に出てきてときにはファンからは大ブーイングだったなぁ、とかその当時のことなどを思い出し歩いていました。

さてジャーニーですが、その日の武道館は満員御礼で、最初から総立ち状態。総じて年齢層は高めでしたがみんな一緒に歌っていました。WBCのBGMやテレビドラマGleeなどで使われてまたブームが来たのでしょうか。新ボーカル、フィリピン出身のAピネダさんを除いてはメンバーは還暦を過ぎた方々ですがとにかく元気なおじさん達でした。ちなみにピネダさんはユーチューブで発掘された超ラッキーな人で絶頂期のボーカル、S.ぺリーそっくりな声です。フィリピンは国策として全世界に出稼ぎの人を出している国なのでピネダさんのファンが世界中にいるというわけです。これまでは欧米、日本くらいしか人気がなかったのが彼が加入することで活動の範囲をアジアまで広げることができ戦略的にはものすごく成功しているグループなのです。しかしなぜ私がジャーニーに行ったのかと言えば、私の学生時代の友人が昔から大のファンで、いわゆる健全な追っかけなわけです。今回は全国5ヶ所ずっとメンバーについて回っていました。あの情熱にはまったく感服します。だんだん年齢を重ねて体力、知力が弱ってきても心だけは若くありたいですね。私もそろそろ子育てを卒業(子離れ?)し自分の人生を見つめ直したい気がする今日この頃です。今回はほとんど旦那のことは書きませんでしたが旦那のファンの方にはごめんなさい。また次回に。

写真家 野寺治孝
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