エッセイ エッセイのバックナンバー

11月22日より写真展帰郷が始まりました。場所は富山県の上市町です。なぜ上市町かと言うと、ここはかみさんの実家のある故郷なんです。今から15,6年前にこの町を中心に撮った作品なのです。写真集にもなりましたし、その前に銀座ニコンサロンでも開催させていただきましたのでご存知の方も多いかと思います。

今回は町博(町お越しのイベント)の一環として開催の運びとなりました。担当のSさんが元々は私の「あの海の日」のファンでいらして春ごろにお話しをいただきました。今年の夏に上市でイベントなど細かいところを話あい、無事に開催できました。会場は地元の製薬会社さんの美術館でとても広いので600ミリ角と900ミリ角の大きなパネルで飾ることにしました。枚数は40枚以上です。設置にあたりまして4名の方に手伝っていただき2日の予定が1日で済みました。しかもスタッフさんがその空いた一日を高岡の街を案内してくれました。美味しいラーメン屋さんに連れていってくれたり古い町並みを歩いたり楽しい半日を過ごすことが出来ました。

私も初の経験だったのですが開会式がありました。町の議員さんの祝辞の後は私の挨拶もありました。次の日はトークショーです。午前10時と言う東京では考えられない時間の開催でしたが40名位のたくさんの方が入らしてくださいました。幸い写真を気に入ってくださって大好評でした。中には涙ぐんでいる年配の女性、「立山が写っていない写真展は始めて」「色が綺麗」「古く懐かしいけど新らしさを感じる」などなど。うれしい意見ばかりでした。パート2も是非に、とか中には宗教、神を感じると絶賛する方までいました。少しだけ自慢話を書かせていただければきっと時間や時代を超えた作品、スタンダードなものを作れたのではと自負しています。

今回、上市の町を歩く機会がありましたが変わりましたね。あった建物が無くなっていたり、立替られていました。せめて残せるのは思い出と写真の中だけなんですね。

スタッフのみなさま、おいでくださったみなさまありがとうございました。

12月23日まで開催していますので入らしてください。詳しい情報はトピックスにありますのでよろしくお願いします。

写真家 野寺治孝
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