エッセイ エッセイのバックナンバー


Q1

いつ頃から写真に興味を持ちましたか?

A1

一番古い記憶では小4のとき友人の投げた野球ボールが空中にあるのを撮りたいと思い父のリコー・オートハーフで撮ったときです。本気で写真にのめり込んでいったのは22歳でデザインの仕事をしていた頃です。小説家片岡義男さんの世界を映像化してみたかったからです。

Q2

今までで一番の失敗は?

A2

フィルムを入れないで撮ってしまったことです。36枚を過ぎてもシャッターが下り続けていたので気がつきました。幸い取り直しのきく仕事だったので大事にいたりませんでした。あとは撮影中になぜか集中力がなくなりカメラのふたを開けてしまい感光させてしまったことです。撮影が終わり家に戻る途中祖母が亡くなったと連絡がありました。もしかしたら祖母からのメッセージだったのかもしれません。

Q3

写真家としてうれしいことは?

A3

もちろんお褒めの言葉です。(笑)私の写真を見てくれた方が少しでも幸せになってくれることです。いろいろありますが、認められるということはうれしいですね。

Q4

逆に辛いことはありますか?

A4

ほとんど好きなことをやっているので辛いことはありませんが、面白い写真と売れる写真とのギャップを感じるときは複雑な思いになります。年齢のせいか体が筋肉痛になり辛いです。(笑)自分ではいいと思っている作品が誰にも認めてもらいないとき。でもそれは仕方がないと思っています。発表するときは世界中を敵に回してもいいという覚悟はしています。もしそうなったら本当に辛いですね。想像するだけで恐ろしいです。

Q5

日頃気をつけていることは?

A5

準備と体調です。向上心を失わないようにしていますが寄る年波には・・・

Q6

もし写真家になっていなければ?

A6

ジャニーズ事務所に入っていました。(笑)冗談はさておき、考えられませんね。想像できませんが今の人生よりいいということはたぶんないでしょうね。

Q7

人生最後の一枚を撮るとしたら何ですか?

A7

今、目の前にある被写体。

Q8

尊敬する写真家は?

A8

ジョエル・メイロウィッツさん。(LINK

Q9

アマチュアとプロとの違いは?

A9

上手い下手ではないと思います。プロはある意味腹をくくっている人。強いて言えばお金をもらっている責任感。

Q10

賞についてどう思いますか?

A10

賞というものはあげる側の都合で決まります。結果としてもらえるのは悪いことではありませんが、賞だけを目的として撮るのはいかがなものでしょうか。それよりも目の前にいる大切な人のために撮るほうが素敵ですね。

Q11

写真雑誌は読みますか?

A11

一般誌を含め雑誌は読むほうだと思います。月に1,2度大きな書店に行き片っ端から本を見ます。写真雑誌も見ますが買うことは少ないと思います。興味のある内容やいい写真が載っていれば雑誌名にかかわらず買いますね。ただ毎号同じような写真が載っているのが気がかりです。例えば、春には桜、秋には紅葉の特集とか。でもそうしなければ売れないという現実があるのかもしれませんね。売れるものといいものは必ずしも一致しないというのは作り手にも買手にも問題がありますね。

Q12

最後に当面の目標を聞かせてください。

A12

目標と言えるかわかりませんがやりたいことをお答えします。写真集を創りたいです。というよりインディーズで創っています。できれば毎年出したいですね。それと大きな会場で写真展をやりたいです。究極の夢はロンドンにあるようないい意味で敷居の低いギャラリーを開きたいです。私は写真家なので運営は誰かに任せてディレクションだけ参加したいです。写真集、写真展、オリジナルプリントの販売。この3つを三本柱にやっていきたいですね。がんばります。

写真家 野寺治孝
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