エッセイ エッセイのバックナンバー

 6月、OKINAWAに行ってきました。那覇での3泊は私の親類の店ワイオリ・カフェでの料理撮影と牧志公設市場の取材でした。その後は石垣島に飛び竹富島、西表島と回ってきました。今年は例年に比べて梅雨明けが遅く、何度かバケツをひっくり返したような大雨にも遭遇しました。特に竹富島は道がすべて川になってしまうくらい大雨で、雷が鳴るとまるで5.1チャンネルスーパーウーハーのような地響きが腹の底まで鳴り響きました。よりによってこんな日がちょうどチェックアウトと重なるのです。しかし、日程的には大きな遅れもなく今となってはいい思い出です。

 OKINAWAは今回で5回目ですが私にとってここは日本語の通じる外国ですね。ですから漢字の沖縄ではなくOKINAWAなのです。ハワイほどではありませんがのんびりとしています。那覇のイメージはなぜか東京の吉祥寺とダブってしまいます。石垣島を始めてとする離島には本島とはぜんぜん違う雰囲気があります。飛行機のタラップを降りた瞬間南国独特の湿った南風がブワーッときます。「南に来た!」という感じです。竹富島は離島の中でも一番好きな島です。ここの本当の良さは夕方5時以降、最終船が出てしまった後です。とても静かで自分の呼吸音が聞こえるくらいです。カメラのシャッター音が島中に響いてしまいます。思わずそっとシャッターを押してしまいました。(笑)

 沖縄料理がおいしいのも旅の楽しみの一つです。ランチはたいてい八重山そばです。その店によって微妙に味は違いますが外れたことはありません。あとこのそばの麺を使った焼きそばがとてもおいしいです。もちろんチャンプルーも量があってさすが本場の味です。夜はこれらを肴して飲むオリオンの生ビールがこたえられません。この夏まだどこへ行こうか決めてない方はぜひ沖縄の竹富島に行ってみませんか?
写真家 野寺治孝
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